■今回のテーマ
こんにちは
よもクローバーです。
季節は秋ですが、気温が下がりはじめ、少しずつ冬が近づいてきましたね。
この時期、家の中は乾燥して、湿度は低くなりがちですよね。
小鳥にも適した湿度があり、大体40~50%ぐらいが適切な湿度とされています。
湿度があまりにも低いと、羽毛がパサパサして毛並みが悪くなります。
口ばしも乾燥し、割れてしまうので、よくないです。
でも、暖房も入れるようになると、湿度も下がる一方ですよね。
加湿器があれば良いですが、無いと湿度を上げるのは容易ではありません。
今回はその湿度をテーマに、私が実際にやっている「加湿器を使わないで湿度を上げる方法」をご紹介したいと思います。
■加湿器を使わないで湿度を上げる方法
○お水を入れた小皿を置く
小皿などの器にお水を入れて、ケージのそばに置く方法です。
お手軽にできますが、部屋全体の湿度上昇は見込めません。
効果もかなり薄いです。
そばにある湿度計も、全く上昇していなかったり……。
気休め程度の方法です。
○洗濯物を干す
これが一番ですね。
手っ取り早く、簡単に、しかもすぐに湿度が上昇します。
私の家では、部屋ひとつ小鳥専用の部屋にしているので、その部屋に洗濯物を干すことで湿度を上げています。
すごく効果高いです。
ただ、干す量が多いと逆に上昇しすぎてしまうので、適度な量を干すようにします。
洗濯する物が無い場合はタオルを濡らして干すことで代用できるようです。
■湿度が低いと……
ちなみに、湿度が低いと小鳥にどのような変化が現れるか?
冒頭に記載したように、コザクラインコは首の下辺りの毛並みがぼさぼさになります。
また、口ばしにひび割れが出たりします。
湿度のせいだけかは明確ではないですが、大体湿度が低いと、こういう状態が見られるので、少しは影響があるように思えます。
文鳥は水浴びが好きで、一日に何回も水浴びするので、乾燥することは無さそうです。
ケージ内の湿度も、隣のコザクラインコのケージ内より、大体10%ぐらい高かったりします。
最初は湿度計が壊れているのかな?とも思ったのですが、水浴びのせいでケージ内が結構水びたしになるので、そのおかげで湿度が高くなっているみたいです。
雑菌やウィルスに感染しないよう、免疫力を高めるために、60%くらいに保つのが良いようです。
オカメインコは元々、乾燥地帯に生息する種類のため、乾燥には強いようです。
解説書を見ても、湿度については特に記載はありません。
それよりも、温度の調節が大切なようです。
日本の湿度の高い寒さはオカメインコにはこたえるようで、温度は25~30度を目安に保つのが良いそうです。
余談ですが、オカメインコの鼻の穴は露出していますが、コザクラインコは露出していません。
セキセイインコやオカメインコなど、乾燥地帯に生息するインコは、鼻の穴が露出しているそうです。
■まとめ
空気中には人間には無害でも、小鳥たちにとっては有害な雑菌、ウィルスがいるので、免疫力を高めるためにも、適切な湿度を保つのが良さそうです。
加湿器で湿度を上げるのが一番良いですが、無い場合は洗濯物を干すのが手っ取り早く、効果が見込めます。
鳥の種類によって適切な湿度は異なるので、飼っている小鳥に合った湿度を保ちましょう。