■今回のテーマ
こんにちは
よもクローバーです。
徐々に気温が低くなってきていますね。
季節は秋ですが、もうすでに冬の足音が聞こえてきています。
私のコザクラインコは、これぐらいの時期から発情が活発になってしまいます。
特にメスは、発情して産卵をすると、体力を非常に消耗しますし、この寒い季節は温度管理をしっかりしていないと、中々危険です。
しかも、産卵はコザクラインコの寿命を縮めると聞きます。
今回はコザクラインコの発情をテーマに、その原因と抑制方法を調査してみようと思います。
※2018/08/19 追記
発情の抑制方法として新しい記事を書いています。小鳥専門の先生からお伺いした、より確実性のある抑制方法についての記事ですので、こちらもご覧頂ければと思います。
■発情の原因と対処方法まとめ
○過ごしやすい環境
かかりつけの病院で、先生に相談するとよく言われるのが、「過ごしやすい環境」であるということです。
外敵もいなく、気温もそんなに変化しない室内での飼育は、コザクラインコにとっても生活しやすく、発情も活発にしてしまうようです。
先生から教わった対処法として、部屋の温度を少し下げる方法があります。
ただ、温度調節を誤ると、かえって体を弱めますので、あまり良い方法ではないようです。
他には、ケージ内の止まり木やご飯の位置を替えるといった模様替えをしたり、おもちゃを与えたりと緊張感を与えることで、発情を抑える方法もあるみたいです。
○栄養豊富なご飯を与えすぎている
栄養を摂り過ぎると、発情しやすくなります。
ひまわりの種やカナリーシードは栄養が豊富ですので、発情気味の場合は、これらの量を少なくし、発情を抑える方法があります。
○紙や木をかじりすぎている
紙や木をかじる行為は、発情を促すようです。
コザクラインコは、そのかじった破片を体に付けて、巣に運ぶ習性がありますので、好んでかじりにいきます。
発情傾向がある場合は、放鳥時にそれらを押入れや箱にしまうなどして、かじるのをなるべく避けるようにすると良いです。
他に、ケージ内の木材のおもちゃや止まり木を全てプラスチック製に替えてしまうという方法もあります。
ただし、あまりにもかじる物が無くなってしまうと、ストレスを抱えてしまい、毛引きにはしってしまう恐れもあります。
この対応をする場合は、行動や体調をよく観察しつつ、ストレスを感じているようなら、かじらせる物を与えるというような管理が必要です。
○飼い主をパートナーに見てしまう
飼い主を自分のパートナーに見てしまい、発情してしまうこともあるようです。
これは本当にパートナーとして見ているのか判断が難しいところですね。
その可能性があるならば、コミュニケーションを取る時間を少なくし、距離を少しとるという対処になります。
○鏡や窓に映った自分を好きになってしまう
鏡や窓に映る自分を別のインコと思いこんで、好きになってしまい、発情するケースが結構あるみたいです。
これの対処法としては、とにかく鏡に映らせないということですね。
放鳥する部屋に鏡がある場合は、バスタオルをかぶせたり、移動できる場合は別の部屋へ持っていくなどで対処できます。
窓は移動できないので、レースカーテンを閉めて、なるべく窓辺に行けないようにするなどでしょうか。
○夜遅い時間まで起きている
日が暮れる夕方過ぎ。
電気を付けた室内。
そんな明るい環境で寝かさず起こしていると、発情を促してしまうようです。
日暮れとともに寝かせるのが、寝不足にもならず、小鳥にとってベストなようです。
一緒に長く遊んでいたいところですが、健康のためにも早めに寝かせてあげましょう。
○背中を触る
背中を触ると、発情を促してしまうみたいなので、要注意です。
触るのは頭や顔の周りにとどめておき、背中を触るのはほどほどにしておくのが良さそうです。
余談ですが、私のコザクラインコは、オカメインコもそうですが、耳の下ぐらいを撫でると、あくびしてとても気持ち良さそうにします。
■まとめ
コザクラインコが発情する原因は色々パターンがあり、それを一つ一つ対処するのは中々大変です。
巣引きをしない場合は発情、そして産卵させないのがベストですが、飼い主が発情をコントロールするのは非常に難しいです。
ですが、発情を抑制する方法は色々ありますので、無理しない範囲で飼い主側で対処できることをしてあげるのが良いのかと思います。
例えば、ケージ内の模様替えや放鳥する部屋に鏡を置かないなど。
ちなみに、上記の対処法を全て試してみましたが、どれも決定的な効果は得られませんでした。
どんなに抑制をしても、発情してしまう子は発情してしまうようです。
発情してしまったら、無理に発情の抑制はせず、しっかり温度調節して管理を徹底することが一番だと思います。
※2018/08/19 追記
発情の抑制方法として新しい記事を書いています。小鳥専門の先生からお伺いした、より確実性のある抑制方法についての記事ですので、こちらもご覧頂ければと思います。