■今回のテーマ
最近、またブログに投稿を始めています、どうもよもクローバーです。
ブログを投稿しなくなってから、実は色々な事が起こっていました。
今年の1月に、うちのコザクラインコのよもぎが卵詰まりになったのです。
何とか一命を取り留めましたが、一歩遅ければ危ないところでした。
今回はその時のお話を書きたいと思います。
■卵詰まり
卵詰まりとは卵が産めず、そのまま詰まってしまう病気です。
メスのインコにとって、命を落とすに至るのが多い、非常に危険な病気です。
■発覚
卵詰まりを起こしたのは今年の1月(2018年1月)でした。
私は毎日小鳥たちの体重を記録していたので、卵が出来たことは体重の増加で気付きました。
うちのコザクラインコのよもぎは発情しやすく、大体2ヶ月に1個のペースで卵を産んでいて、今回も問題なく産むだろうと、そのときは安直に考えていました。
■異変
いつもなら体重の増加がピークに達して、1日ぐらいに卵を産んでいたよもぎ。
しかし、その時は2、3日経っても卵が出てくる気配はありませんでした。
お尻から卵は見えている状態で、産もうと何回も踏ん張っているのですが、中々出ない様子です。
糞をするのも辛いようで、お尻から落ちずに、体に付着したままになり、汚れた状態でした。
止まり木にとまらず、体をうずめた状態が多くなり、これはいつもと違うとようやく異変に気付き、行きつけの病院で先生に診てもらったところ、卵詰まりと診断されました。
■診察
先生からは、まずはしっかり保温して様子を見てくださいということでした。
保温の目安は大体28〜30度。
また、お尻に潤滑油を塗ってもらい、卵が出やすいようにしてもらいました。
それから保温に徹したものの、卵は出ませんでした。
よもぎはすっかり衰弱した様子で、膨らんでうずくまっている状態が続いています。
これはまずいと思い、病院に電話を掛け、先生に状況を説明したところ、一刻を争うので、小鳥専門の病院の先生に診てもらった方が良いと、その病院へ連絡してもらえる事になりました。
間もなくその病院から連絡があり、先生に状況を伝え、かなり危険な状況という事で、時間外だけど診察して頂けるとのことでした。
来るときは車内の温度を30度にして来るようにと話を受け、車のヒーターをフル稼働させながら、すぐによもぎを病院へ連れて行きました。
■手術
病院に着き、よもぎの状態を先生に診てもらったところ、やはり危険な状況ということでした。
自然に産ませるのが一番ですが、卵が通常より大きめのようで、もう少し頑張らせて見るけれども、手術になる確率が高いと説明を受けました。
手術は卵を外部から割るというものです。
無事手術が成功しても、その後元気になるかは、その個体次第。
手術のショックによりご飯を食べなくなり、最悪命を落とすかもしれないということでした。
■手術、そして入院
手術をお願いし、診察室から出ると、先生とよもぎの声が聞こえてきました。
先生が「頑張れ! 踏ん張って!」と声を掛け、よもぎの頑張っている声も聞こえてきます。
しかし、「やっぱり出ないか」という声が聞こえ、手術が始まりました。
手術中、悔しい思いでいっぱいでした。
ご飯や体重の記録を取っておきながら、この有様……。
本当に情けない限りです。
5分ほどして「頑張ったねぇ」という先生の声が聞こえ、手術は終わりました。
先生に呼ばれ、再度診察室に入ると、衰弱しきったよもぎが居ました。
無事卵を割ることは出来たが、殻がまだ少し残っていること、無理にその殻を取ろうとすると身体を傷付ける恐れがあるので、そのままになるという話を受けました。
今日来なければ命を落としていたかもしれない、と告げられて、本当に危険な状態だったんだと改めて実感しました。
保温に徹していたのが幸いして、ここまでもってくれていたらしいです。
そして、問題はこれからだと、再度説明を受けました。
病院に入院させるか、連れて帰って自分たちで看病するか選択することになりましたが、安全を考えて病院に入院させることにしました。
■入院と退院、そして現在
入院中は本当に心配で仕方ありませんでした。
毎日病院に電話を掛け、状態を聞きました。
幸い、よもぎはご飯を食べてくれているようで、入院してから5日で退院となりました。
退院となったものの、よもぎの容態はまだ悪い状態です。
発情によって肝臓と腎臓を悪くしており、体重も痩せ気味とのこと。
そのため、それら器官を良くする薬を出して頂き、朝と夕方に薬をあげる日々がしばらく続きました。
また、定期的に通院し、発情を抑制する生活も送っています。
その甲斐あって、それ以来、今年は卵を全く産まなくなりました。
■最後に
毎日ご飯の量を測り、体重の記録を付けておきながら、よもぎを危険な目に遭わせてしまいました。
本当に恥ずかしい限りで、自分が情けないです。すごく反省しました。
私が言える立場ではないですが、異変を感じたらすぐに保温、そして病院へ連れて行くことが大切かと思います。
また、それ以前に発情させないことが一番です。
今回、先生のアドバイスを受け、ようやく発情が収まってきたので、またの機会に発情抑制のお話も書けたらと思います。
※発情抑制の記事を書きました。こちらです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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