■今回のテーマ
こんにちは
よもクローバーです。
私は夫婦共働きでコザクラインコ、文鳥、オカメインコの三羽と暮らしています。
子供は今のところ、おりません。
なので、共働きですと、日中は小鳥だけ家に残る状態になります。
そのような生活で小鳥を飼うことができるのか?
今回はそんな、夫婦共働きで小鳥を飼うことについて、私たちが飼っている子たちの経験とともに、成長過程別の難易度をご紹介したいと思います。
■成長過程別の飼育難易度
〇雛からの飼育(難易度★★★)
時期や地域によりけりですが、雛をお迎えすることは難易度が上がります。
まずご飯の問題があります。
雛は自分でご飯が食べられるようになるまで、飼い主がご飯を与えなければなりません。
ご飯も湯煎などをし、温度調節して与えなければならず、室内の温度もあったかくしないと、ご飯を食べてくれません。
また、一日に数回与える必要があります。
次にひ弱という問題があります。
特に冬から春先までは日中でも気温が低い日がありますので、保温を怠ると、寒さで死なせてしまうことがあります。
夏は夏で気温が高いと、お水が腐ってしまうので、お水の取り換えをしなければなりません。
そのため、誰かが一緒に居て、ご飯や温度調整の管理ができる環境でないと、雛の飼育は危険が伴います。
二羽目に飼い始めた文鳥は生後一ヶ月で、大体雛から幼鳥になりかけの時期にお迎えしました。
まだ一人餌ができない子で、私たちでご飯を与えなければなりませんでした。
そのときは妻が家に居る状況でしたので、日中の管理は妻に任せて飼うことができました。
雛はやっぱり難しそうだな、という場合はペットショップ側で一人餌ができるようになるまで飼育してくれるところもあります。
ただし、その場合は一日1,000円ぐらいの費用が掛かります。
しかも、一人餌ができるまで個体差があるので、長く伸びればその分費用もかさむので、それまで待つか別の子にするかは悩みどころになります。
〇幼鳥からの飼育(難易度☆★★)
個体差によりますが、病気がなく、とても健康な子であれば、問題なく幼鳥から飼えます。
一羽目に飼ったコザクラインコは、生後二ヵ月の幼鳥でお迎えしました。
飼い始めた当時は、私も妻も小鳥を飼うのが初めてで、かつまだ気温の低い日が続く、三月末でした。
そんな状況でしたが、お迎えして一週間も経たずに大人のご飯を食べ始め、元気に放鳥もできるようになったので、お迎えした子が強かったおかげもあり、何か問題が起こることなく飼えました。
一人餌ができるまでが大変ですが、しっかり温度管理ができていれば、問題なく飼えると思います。
〇成長からの飼育(難易度☆☆★)
成鳥ですでに大人のご飯に切り替わっている子でしたら、特に問題なく飼えます。
三羽目に飼い始めたオカメインコは生後五ヵ月でしたので、すでに一人餌できている子でした。
それぐらいの成鳥でしたら、ご飯は自分で食べてくれますので、あとは季節に応じて、温度管理さえしっかりしていれば全然問題なく飼えます。
ただし、病気を抱えている場合がありますので、お迎えしたら早めに、病院で健康診断を受けることをおすすめします。
私のオカメインコは元気そうに見えていたのですが、病院で検便検査をしたところ「ヘキサミタ」という寄生虫が見つかり、二週間の投薬生活を送りました。
小鳥は全般的に病気を隠すと言います。
飼い主には体調が悪くても元気に振る舞うことが多いそうです。
元気そうに見えていても、実は病気を抱えているということはあるので、早めの診察が病気の早期発見に繋がります。
■まとめ
一人餌ができるかどうかが、飼育可能かの判定基準にまずはなるかと思います。
一人餌ができていれば、幼鳥から成鳥の子であれば、難なく飼えると思います。
ただし、一人餌ができていても、お迎えの始めは環境変化のストレスでご飯を食べなかったりするので、小鳥に安心してもらうまでは注意して観察する必要があります。
雛はご飯を与えなければならず、体も弱いので、日中管理ができないと、夫婦共働きでの飼育はなかなか難しいです。
あとは、これはどんなペットを飼う上でも重要なことですが、何があっても責任を持って最後までしっかり育てること。
その心構えを持って飼育することが、一番大切かと思います。
夫婦共働きで小鳥を飼う際のご参考になれば幸いです。